いつもNavi ぽちりました。
7月になり、行楽シーズンが近いからか、この記事の少ないブログのアクセス数が徐々に伸びつつある。有難いことだ。はてなブログはSEO的に有力という意見を見かけた。実際その通りだと思う。これまで書いてきたブログに比べて圧倒的にPVが多い。はてなスターによる被リンクの影響かなと思うけど、Google様に発覚する前に価値あるブログと認定されてしまえば官軍になるだろう。
そんなことを期待する下衆がこの私です。
私のはてなブックマークを逐次チェックする人がいるとすればそれは変態少なくとも私の興味のある分野に興味がある方だと思う。
ダメだ、全然面白くならないので、本題に入るとする。
ブコメでも申し上げた(?)ように、ゼンリンのいつもNavi[ドライブ]2013年度版を購入した。今回のバージョンでNexus7(2012)が対応し、迷ってもどうせ安くなるわけじゃないからさっさと買うことに。Navieliteと同じくデータ量が多いので、キャンセルの利く15分で返品のできない商品だ。普通の人ならGoogleマップナビで充分だし、あえてゼンリンとかいう会社の有料地図アプリなんて購入する必要性は感じないだろうが、ワカル人にはワカル、あのゼンリン社のアプリなのである。
ゼンリンは良くも悪くも日本におけるネット地図において、独占しているといっても過言ではないレベルで蔓延している。例を挙げればGoogleマップやYahoo!地図、Bing地図で日本の適当な住所で検索して地図を表示させれば、右下か左下にZenrinと著作権表示されているのが多分わかるだろう。つまりオンラインの地図サービスとして、ゼンリンの君臨の仕方は尋常ではないレベルである。もちろん、そうなるためにゼンリンの企業努力は半端ないものであることは想像に難くないし、たしかNHKかワールドビジネスサテライトだったかでも紹介されていたと思う。ゼンリンの独占に関してネタにすると感情的になりそうなので本題に戻ることにする。
いつもNaviの使用感
前回の記事であまり深く紹介してなかったいつもNaviだが、今回購入したので、もうちょっと紹介できるだろう。ただ、地図データが重く、使用する本体でダウンロードする必要がある。基本地図が確か2GBで、詳細地図1と2がそれぞれ1.5GBだったと思う。フル機能使うには約5GBの空き容量が必要になる。とりあえず基本地図をダウンロードできたので、以後の使用感は基本地図のみのものとなる。なお、PCでダウンロードしておくことはできない(これができればもっと早く試せたのに)ので注意されたし。
※私にとっての長所と短所なので、お金を出すときは自己責任で決めてね(責任の放棄)。
長所
- オフラインでもナビ機能は使える。
- 案内中でもコンビニ等の店舗の位置が表示される。
- 交差点で見かける青看板・レーン(車線)が表示される。
- 曲がる交差点名を音声で読み上げてくれる。
- 高速道路でICやPA・SAまでの距離がわかる。
- リルート判断は割りと早め
- Androidの戻るボタンが有効
長所だけ挙げるとすごく期待できるなあ。
短所
- ヘッドアップとノーズアップは地図の検索結果にも反映される。
- 電話番号や施設名で登録されている施設が少ない。
- 電話番号で探すときに見つからなければ市内局番で大まかな位置を表示する。
- 自宅にいると自宅の登録に四苦八苦する。
- リルート早いけど直情気味
- (多分)ゼンリンのネット上での登録と同期がとれない
こんな所か。自分にとって致命的な順にした。主にGoogleマップナビとNavieliteとの相対的な特徴になってると思う。
ちょいちょい説明する。
このアプリ最大の特長は地名の読み上げと青看板だと思う。青看板はゼンリン社が総力を挙げてチェックしているキラーコンテンツだ(勝手に断言)。とりあえず今まで看板の間違いに気づいたことはないし、実際これがあるかないかは使っているときの安心感にかなり寄与していると思う。次点で交差点名の読み上げだろう。通常ナビの指示する道程を行くには音声案内に頼ることになると思う。この際に、地名の読み上げがあれば知ってるところでは絶大な信頼性となり、知らないところでも大いに役に立つと思う。機械音声のお姉さんはちょっと緊張してカタコトっぽいが、外国人ぽくはない。緊張している人レベルだ。
で、このアプリ最大の特短(特長の対義語ってなにかある?)は登録されている施設があまりにも少ないのと、上の向きが進行方向と北から選べるのはいいけど、検索結果も同じ方角になるので非常にわかりづらい。
つまり、
目 的 地 が 探 し に く い
ってことだ。大事なことなので検索されないように全角スペースでぶった切った。
とある店舗の電話番号はわかってるとして、電話番号を入れる。私が行きそうな所は全く見つからなかった。そのかわり、市外局番と市内局番から「この辺じゃね?」って場所をしれっと出してくる。
例えば052-661で始まる適当な電話番号を入れると、市内局番から名古屋市港区と判断したのか、左上に小さく「052661付近」と表示して港区役所から割と近い位置を示してくる。今入れた番号は名古屋で一部の人に有名な港区新船町にある建設系会社の本社の代表番号なので位置としては2kmほど違う。
あのさ、だったら「ゴメンナサイ、見つかりませんでした。でもそれだけじゃなんなんで名古屋市港区の地図を表示してみます。」位のお断りを入れるのが筋なんざございませんか!てっきりその場所だと思って「ここに行く」をタップしちゃう間抜けは他ならぬ俺だけど、そういう人は決して少なくないと思うわけで。
今ちょっと電話番号検索試したけど、公共施設は割と見つかるけど、商業施設はかなりほとんど入ってない気がする。とりあえず俺の行きつけの場所は見つからなかった。
まあだったら住所で検索すれば済むのだけど、もうお年頃(ねんごろ)なのか、住所って短期記憶でも覚えられない。電話番号10桁だって最近怪しいのにね。頑張って短期記憶を駆使して電話番号を入力した結果なんとなくの位置が黙って表示されるってちょっと許しがたいわけですよ、ええ。この分野の寡黙な人ってあんまりタイプじゃないの。
それと上は北に決まってるだろうとまでは言わないけど、日本では一般的に地図は北が上(だよね?山梨県とか例外はあるけど)。近い場所ならヘッドアップの方が良いかもしれないけど、やはり検索時は上は北がいい。
キャプチャの画像の左上の方位磁針が北を上になっていないのがわかるだろうか。ただ、これも予めノーズアップにしてから検索すれば解決する。それに意図的に南が上にしたい場合はヘッドアップの方がいいのかもしれない。俺には合わないけど。
(7/4追記)忘れてた。Nexus7(2012)の場合、ボリュームボタンがある方が上で横置き固定だった。逆さにしても向き変わらない。給電のためのUSBやらイヤホンは右から挿すことになるので、配線には注意を。バイクの場合は配線がシビアな場合があるのでね。(追記ここまで)
ちょっとここで力尽きます。案内の塩梅についてはもうちょっと使ってから再評価したいと思います。リルートが早くて「リルートします」を連呼させたけど、別にそういうプレイしたかったわけじゃないんだからね。
ま、言いたいことはだいたい箇条書きで書いたので、ここを見てくれた奇特な方は自己判断で購入を検討して下さい。