いつもNaviドライブ版の使い勝手
ゼンリン社にお布施してしばらく使ってみたので、感想をと思ってたのだけど、その前にGoogleマップの改変がすごく気になったので先にそっちから。
Googleマップ起動したら、この画面が出ました。
嫌な汗が出ました。これが出ると言うことはメジャーバージョンアップなわけです。そもそもマイナーアップデートは勝手にやってもらって構わないので自動更新にしてるのですが、メジャーアップデートは勝手にやって欲しくないんですが・・・。そこは永遠のベータ版。まあしょうがないです。
ちなみに同意せずに閉じても終了するだけです。同意しない限りGoogleマップは使えません。Google社の誘導戦略に乗っかり、屈辱的な表情で「同意して続行」を選ぶことにします。
ブラウザのGoogleマップと同じようにちょっと淡い感じのカラーリングになりました。正直そのあたりは割と些細なことです。
問・題・は!
いわゆるアプリケーションキーの役割のボタンです。
わかりますか?左上の「≡」が!でもね、そんなことどうでもよくなりました。何が不満て、そこにもどこにもマイプレイスが無いんです。
マイプレイスとは、地点のグループ登録みたいなもので、例えば拙作「カナリスタ」のように、PCのGoogleマップでテーマに沿った地点を収集して旅の記録にするとか、予め場所を調べておいて近くを通ったときに迷わず行けるようにまとめておくとか、PC上ではできるわけです。ところが!Androidの新バージョンのGoogleマップではできない!これは(俺にとって)大問題です。
仕事で使う場合は、予め顧客の所在地を登録しておいて、巡回セールスマン問題を身を以て解決するとか、ちょっと時間ができたときに近傍の顧客を地図に表示するとかやれるわけですよ。俺はやらないけど。
プライベートでもビジネスでもかなり重要かつ便利な機能なので、何となく後日対応する気がするのですが、正直この機能が一時的であっても使えないんじゃアホじゃないかとすら思えてきます。そんな重要な機能を搭載せずにアップデートしちゃうなんて暴挙、赦されていいものなのでしょうか、とここを見ている奇特な方々に●●は問いかけます。
では本題に。
いつもNaviドライブ版@Nexus7(2012)ですが、中々使えます。いやぁ、お金出して、長い時間かけてダウンロードした甲斐がありました。ここからは私のちょ~主観的な感想ですが、ちょ~お勧めっす。
て書くと思った?残念!それは私のおいなりさんじゃないですが、結構厳しめの評価にせざるを得ません。似たような金額を払ったNavieliteの方が日常的には使えるかなと思います。特徴を挙げます。前のエントリーと被ります。
長所
- 綺麗な地図と画面と青看板の表示
- 交差点・地名の読み上げ
- 前回起動時に最後まで案内できてなかったら、再度案内するか聞いてくれる
- リルートちょっぱや
短所
- 探してる場所が見つからない
- 案内中に黙って落ちる(割と頻繁に)
- 案内がしばし遅れる(GPSの画面への反映が遅い?)
- リルートが直情的(元のルートに戻るような)
長所は多分説明の必要は無いでしょう。前エントリーでほぼ説明してます。リルートちょっぱやなので、間違えたときにすぐ気づきます。「新しいルートを案内します」という方向音痴レッテル宣言がちょっとうざいですが。
問題は短所です。探してる場所が見つからないは前エントリーで説明したとおりです。電話番号でも名称でもとにかく俺の行きたいところは見つかりません。
案内中に黙って落ちる
これ、愛車が二輪車の私には地味に困ります。だって、運転中にナビの操作は御法度なんでしょ?落ちたアプリはどうやって合・法・的に起動したらいいのか、誰か教えて下さい。高速道路では停車も禁止です。将来のバージョンアップで安定してくれることを祈るばかりです。何で落ちるのかはよくわかりません。GPSがよく拾える場所でも、全く拾えない場所でも起こりました。落ちるときはエラーが表示されることなく落ちます。つまり、アプリケーションが終了してるのと同じ感じです。GOTO文で最後の行にでも飛ばしてしまったんでしょうか。勘弁して下さいよ、旦那ぁ。
案内がしばし遅れる
これも毎回出るわけではなく再現性が低いですが、始まるとしばらく続きます。画面では700mくらい先にある曲がるべき交差点がもう目前に迫ってたりする感じです。このあたりはアプリの問題よりはNexus7(2012)の問題の可能性もあります。ただ、同じようなルートで同じ地点で遅れたり遅れなかったりなので、ちょっと困りものです。
これでは残念ながら知らないところにいく際には使えません。知ってるところで、道を間違えないように保険の意味で使うならいけるかもしれません。しかしそんなアプリにお金をかけることは、伊達と酔狂みたいなものでしょうか。急いでない時やナビの思考を先読みできる方にはいいかもしれません。
リルートが直情的
道を間違えると、すぐに新しい案内してくれますが、ほぼ元のルートに戻る案内です。これはまあしょうが無いです。道筋の検索はいろんな演算を必要とするのでだったら近場で済むようにして計算量を減らし、少しでも早く方向音痴野郎に正しい道スジに戻るための案内をしなければなりませんからね。これについては、大抵のアプリがそうなのでしかたないです。それにしても他のアプリに比べて直情的な気もしますが。
とまあこんな感じです。自分なら同じくらいの金額払うならNavieliteを選ぶと思います。ちょっと比較してみましょう。不等号はちょ~俺基準で良悪を示します(良い方が不等号大きい)。
目的地の探索の問題が問題なければかなり拮抗すると思います。目的地の探索が苦手ならばGoogleマップと連携するとかできればいいのになあ。Googleマップで検索して探し、地点を見つけたらナビアプリに渡す・・・Google社がそんな使い方ができるAPIにしてるか知りませんが、そうなら嬉しいのに。Waze買収でこの辺り変わってくることに期待したいところです。 そうそう、Googleマップのアップデートで、現在地送信機能がOFFになります(設定画面上ではロケーション履歴項目はONだったけど、ロケーション履歴は現在地送信機能をONに設定するまで記録されてなかった)。ロケーション履歴を使ってる方はお気を付け下さい。これでLatitudeは使えなくなりました。Google+で何かできるようですが、ロケーション履歴さえちゃんと使えれば俺的には文句ないです。 以上ちょっとまとめてみた感じです。ちなみに2ちゃんねるのナビアプリスレの方がよほど専門的な知識を持ってる方がいて、それなりに情報交換もされてるにも関わらず、ブログのネタにはならないのか「Android カーナビ 比較」でググってもろくな情報が出てきません。みんな有用な情報はこっそり持ってて広めようとしないのでしょうか。それとも俺の目が節穴なだけかな。
起動の早さ | Navielite(ちょっと遅い) < いつもNavi(ちょっと早い) |
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画面の綺麗さ | Navielite(アンチエイリアス気味) < いつもNavi(くっきり美麗) |
文字の見やすさ | Navielite(ボケ気味だけど大きい) <> いつもNavi(小さめだけどくっきり) |
目的地の探索 | Navielite(大抵見つかる) ≫ いつもNavi(大抵見つからない) |
案内開始 | Navielite(結構かかる) < いつもNavi(ちょっとかかる) |
地図の見やすさ | Navielite(2画面分割だが道は太め) <> いつもNavi(綺麗な画面だが全体的に情報量少なめ) |
文字入力 | Navielite(50文字ボタン一覧表示) > いつもNavi(携帯電話方式) |
全体的な操作 | Navielite(ちょっと重め) < いつもNavi(割と軽快) |
表がとても見づらい。なんか別の見せ方の方が良かったかもしれないけど、今日は寝る。
おやすみレンコン。